今月の法語
2020/10/02
今月の法語
念仏とは
自己を
発見することである
以下、Wikipediaより
金子 大榮(かねこ だいえい、1881年〈明治14年〉5月3日 - 1976年〈昭和51年〉10月20日)は、日本の明治~昭和期に活躍した真宗大谷派僧侶、仏教思想家。
前近代における仏教・浄土真宗の伝統的な教学・信仰を、広範な学識と深い自己省察にもとづく信仰とによって受け止め直し、近代思想界・信仰界に開放した。
念仏することは自己を発見すること
そうだなと思いつつ、その自己を見つめたくない私がいる。だから、念仏したくないのか。
念仏するとどうなるんだろう、と考えてしまう。
念仏してもなにか変わるわけでもない。
でも、念仏している自分がいる。
念仏しながら、ああ、こういう自分であったんだと思い知らされる。
それを言葉にすることは簡単ではない。
念仏することで、開き直らずに頭をさがる生き方をすることができているのかもしれない。