定例法座

 

毎月28 日「宗祖親鸞聖人御命日定例」(1月以外の年11回)

 

私たちの宗祖親鸞聖人は、1262(弘長2)年11月28日に、90歳のご生涯を終えられました。

光西寺では、毎月28日、宗祖親鸞聖人御命日定例法要を行い、親鸞聖人が教えてくださった南無阿弥陀仏のおこころをともに聞いてまいります。
午前9 時30 分よりお勤めを行った後、住職による法話や座談などをおこなっています。

祥月命日の11月28日と、2月28日のお内仏報恩講では、坊守手作りの精進料理のお斎(とき)を一緒にいただきながら、語り合いの時間がもたれています。

また、28日の夜8 時からは、本山・東本願寺発行の『今日のことば』を読み、法語カレンダーの法語のおこころを確かめています。

定例法座

 

毎月13日「前住上人御命日定例」(2、3、5、6、9、10、12月の年7回)

宗祖親鸞聖人の教えは、聖人がなくなれた後、その血を承け継ぐ方々が「扇の要」のように存在して、承け伝えられていきました。歴史的は、さまざまな呼称で呼ばれてきましたが(留守職、法主、宗主、門主など)、現在、真宗大谷派では「門首」と呼び、その前代のご門首を前住上人と位置付けています。ふるくより、宗祖親鸞聖人と前住上人の御命日を「両度の御命日」と呼び習わして大切におつとめされています。現在、真宗大谷派の前住上人は、平成5年4月13日に亡くなられた第24代闡如上人を指します。

光西寺では、毎月13日、午前9時30分ごろより、前坊守と一緒に仏教讃歌を歌い、その後、前住職による法話と座談が行われています。

1月1日元旦 深夜12時30分ごろから

 

 

 

修正会

 

前日の大晦日に年越しで「除夜の鐘」を撞いたあと、引き続いて、年が改まって新年最初の「修正会しゅしょうえ」をおつとめします。おつとめのあと、参詣のみなさんにお屠蘇をふるまい、一緒にいただきます。

1月4日~13日、全23地区

御文開き

 

光西寺では、新年恒例の行事に「御文開き」というものがあります。
「御文」とは、今から500年以上前の蓮如上人という方が書かれたお手紙のことです。御文を通じて、お念仏の教え、親鸞聖人の教えをわかりやすく人々に説かれました。
たくさん残された御文は、のちに80通だけを選び出して、5帖にわけて、流布されていきました。
浄土真宗の寺院では毎朝のお勤めで、5帖80通を順番に繰り読みします。本来、真宗大谷派(東本願寺)では、元旦1月1日から、「御文」を繰り読みしていくのですが、光西寺では、1月6日までは読まずに、1月7日に、新年、初めて御文を開くということになります。うちの周りは、お西のお寺ばかりなので、西本願寺の作法の影響だという話も聞きますが、詳しいことはわかりません。
むかしは、7日にお寺の御文を開いて、そのあと、一軒ずつ門徒宅をまわって、御文を読んでいたそうです。


一軒ずつまわっていたのが、時代とともに、地区(町内会)ごとに御文を持ち寄って、まとめて読むようになりました。一軒ずつ家をまわっているときは、それぞれの家でごちそうを振る舞い、女性方のお正月の新年会の役割も果たしていたような感じです。
最近は、それぞれの自宅ではなく、地区の公民館に集まる地区がほとんどで、お弁当だったり、お茶菓子だけだったり、いろいろです。また、その年にあたる年忌法事をお知らせする役割もあり、新年恒例の行事として、集まっていただいています。